白金台の家
●設計事例の所在地:
港区
●面積(坪):
55坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
●小さくても効果的な庭を
リビングルームとダイニングキッチンの間には小さな中庭を設けてくぼみをつくり、適度な距離感で2室を結びつけることに成功しました。この中庭はわずか3畳ほどの小さな中庭ですが、1階
まで光と風を届ける重要な役割を果たしています。ワークルーム北側の庭も、小さな空間ですが優しい北側の光と緑が安らぎをもたらしています。
●家族の気配を感じる工夫を
都市部での3階建の家はどうしても空間が細切れになり、家族がばらばらに個室にこもりがちになるもの。そんな状況を避けるため、各階の繋がり方が重要になります。この家では中庭に面して
階段を家の中心にすえ、階段を通して家族の気配をいつも感じられるように工夫しました。3階には大切な家族の一員である猫の家も。階段を通じて猫がどこにでも行けるようになっています。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
白金台の周辺は昔ながらの住宅が立ち並ぶ閑静な住宅街でしたが、最近では宅地の細分化が進み、この家の敷地も1つの敷地を2つに分割したものです。
●これまでのライフスタイルを大切に
ご主人はアメリカ人。ニューヨークなど海外での生活が長かったご夫婦です。今回の計画にあたり、これまで住んでいた外国人向け住宅の広い広い居間での生活スタイルをなるべく変えずにこの
狭小変形敷地の中に得るため、1階にリビングルーム、ダイニングキッチン、ワークルームという3室をL字型に配置することにしました。
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